飛ばすためにはヘッドを重くするか、クラブを長くする必要があります。しかしこうすると扱いが難しくなり、飛距離不足に悩む「飛ばしたい人」が飛ばせなくなる、というジレンマがありました。それを解決したのが” E.I.F “です。ヘッドを重くしてもクラブを長くしても耐えられ、クラブが反応してゴルファーのスイングテンポに合わせて振れるシャフトです。「重さ」や「長さ」に耐えるシャフトを作るために、従来のキックポイント部分を硬いままにしています。しかしこのままでは普通の硬いシャフトと変わりません。そこで超手元調子にすることで非力な人でも操作でき、振れるようにしました。もちろん他の部分は硬いので、パワーのある人でも使うことができます。
トップでタメを作り、インパクトに向かって一気にクラブエネルギーをリリース。走り出したヘッドがボールに最大限のエネルギーを伝達し、しっかりと捕まった強い弾道を生み出します。
E.I.Fは「シャフトが仕事をしてくれる」ので、ゴルファー自身が打ちにいかなくても「振れて飛ばせる」ゴルフが楽しめます。楽に振れるので体に負担がかからず、スイングがきれいになり、同じテンポで振れるようになります。この結果、平均でヘッドスピードが2m/s、飛距離が20ヤードアップし、しかも曲がりません(結果には個人差があります)。
超手元調子がダウン始動時にタメを作り、クラブの“エネルギーを貯蓄する”。
タメたパワーを一気にリリース
従来のシャフトより剛性を硬めにすることで、ヘッドを“ 走らせ” 、打ち遅れスライスを防ぐ。
従来のシャフトより剛性を硬めにすることで、振り抜き易く、ボールを“ 叩ける”。
一般的にシャフトの調子はシャフト先端から400mm前後の部分に1センチ強の範囲内で「先・中・元調子」として設定されますが、E.I.Fシャフトは調子を“超手元”に設定し、アマチュアでも「たわみ」が使える設計にしています。
<E.I.Fシャフト剛性のカーブイメージ>
年齢 | ヘッドスピード | ヘッド重量 | クラブ長さ | グリップ重量 | 総重量 | スイングウェイト |
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24~92才 | 29~55m/s | 169.7~207.3g | 45~49インチ | 25~50g | 257~309g | D2~E5.5 |
E.I.Fシャフトを注文した方のデータです。ドライバーだけでも多種多様な193モデルにリシャフトをしています。これらをたった1種類のシャフトで対応できるのは、従来のシャフトでは考えられないことです。
ヘッドスピードの速い人 | ヘッドスピードの遅い人 | |
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リシャフト実例 | 福岡のIさん(54才) | 茨城のFさん(80才) |
ヘッドスピード | 49m/s | 35m/s |
使用ヘッド(ロフト角) | アスリートモデル(8.5°) | アベレージモデル(10.5°) |
ヘッド重量 | 203.1g | 189.6g |
クラブ長 | 45.5インチ + 1mm | 47.25インチ – 1mm |
グリップ重量 | 45g | 40g |
総重量 | 304.5g | 287.8g |
スイングバランス | D4.5 | D4.0 |
一般的にフレックスはクラブの使いやすさ、振りやすさを選ぶ基準として使われます。しかしメーカーのフレックス表示は、単にシャフト自体の硬さを示しているに過ぎません。クラブの本当の使いやすさは、ヘッド・シャフト・グリップが組み合わさった状態ではじめて決まるので、従来のフレックス表記では判断できないのです。
E.I.Fにもフレックスはありますが、グリップ下は「Rフレックス」より柔らかく、中間部は「Xフレックス」より硬く(上記グラフ参照)、従来の概念では表現しようがないため、あえて表記していません。